仕事について

「動物園の飼育員」という夢を追うことについて

みかづき(@trickwolves)です。

先日「飼育員という夢を追うべきかどうか悩んでいる」という相談を頂いたので、「夢を追うこと」についてアラサー元飼育員の考えを書いてみようと思います。

飼育員は華やかに見えるけれど、薄給な職業である

以前からブログに書いていますが、飼育員は基本的にお給料が高い職業ではありません。

地方臨時職員の動物園飼育員を辞めました三日月(@trickwolves)です。 2018年10月31日をもって、1年勤務した地方の動物園を退職しました。4月に転職活動を...

とはいえ上野動物園や多摩動物園を運営する「東京動物園協会」、よこはま動物園ズーラシアを運営する「横浜市緑の協会」といった超大手、あるいは地方公務員の正規職員になることができれば一般的なサラリーマンくらいのお給料が頂けると思います。

あるいは私営の動物園でも正社員であれば、高給取りとは言えずとも生活に苦労しない程度のお給料が頂けると思います。

しかし飼育員は正規職員よりも臨時職員での採用が圧倒的に多く、スタッフ全員が臨時職員という園も少なからず存在します。そして飼育員は求人が極端に少ない職業であることから、臨時職員として経験を積み、正規職員を目指す人も多いものです。

私が働いていた園も全員が臨時職員でした。

ただし臨時職員では最低賃金程度のお給料しか頂けないため、必然的に生活はぎりぎりになります。とはいえ年齢が若く、独身であればなんとかぎりぎり生きていくことはできます。

しかし結婚したい、子どもが欲しいといったことになればなんともならなくなってしまいます。実際そういった理由から、泣く泣く離職する人も少なくありません。

【できれば】地方役所の臨時職員はとってもブラック・デメリット編【やめとけ】三日月(@trickwolves)です。 就活の時期を迎えると、あるいは社会人になると、仕事のことで思い悩むことが増えますよね。か...

夢を夢で終わらせるか、追いかけるか

こういった現実を知った時、飼育員になりたいと願っていても金銭的な理由から夢を諦め、堅実な職業を目指す人もいることでしょう。

しかし私個人の考えとしては、「環境が許すのであれば、一度は全力で夢を追って欲しい」と強く思います。

なぜなら夢が叶わなかったとしても、努力したことや経験したことは絶対に無駄にならないからです。また超現実的に、求人に年齢制限が付いている場合もあるからです。

しかしさまざまな事情があってどうしてもお金が必要で、夢を追えないという人もいることでしょう。ですが一度夢を諦めなければならなかったとしても、強い気持ちがあればもう一度夢を追うこともできます。

実際私は東京農大卒業後、養豚業、商社の営業という変な経歴を経てアラサーになってから飼育員になりました。

アラサーだって飼育員になれるし、経験も生きる!

私は商社の営業になってからも毎年、某協会の試験を受け続けていました。しかしどうしても受からず、数年経ってから現実を見て、飼育員の夢は完全に諦めた…つもりでした。

しかしその後紆余曲折を経て、正規職員にはなれなかったものの、一度は飼育員になりたいという夢をかなえる事ができました。

そして養豚業や飼育員をしていた経験を活かし、現在は「動物ライター」と名乗って動物に関する記事を書いて生活をさせてもらっています。一見無関係に見える営業の時の経験も電話やメール、そしてお仕事を頂く時の営業活動にとても役立っています。

こうやって見てみると、一見なんだか変に見える私の経歴も”何一つ無駄になっていない”ということが伝わるのではないかな、と思います。

ライティングとイラストのお仕事を募集しています静岡県にてフリーライター・フリーイラストレーターとして活動しております、三日月(@trickwolves)と申します。当ページをご覧頂き...

飼育員になることを夢見ている人に伝えたい事

飼育員になりたい、でも現実を見た方がいいだろうか…そう悩んでいる人たちへ。

夢を追える状況ならぜひ全力で追いかけてください。

どうしても夢を追うべきかどうか悩んでしまうなら、3年後、5年後、10年後の自分を想像して、より後悔がない道を選んでください。

そして夢を追えない状況になったとしても、気持ちが折れたとしても、いつでもやり直せるということを心の片隅に置いておいてください。

人生は今日が一番若い日であって、不思議なことに何歳になっても諦めなければ夢の本体はつかめなくても、欠片くらいはつかめる可能性があるものです。

実は「何かになりたい」という夢を持っている人はそう多くないそうで、自分が何をしたいか、何になりたいかわからないという人は多いそうです。

そんな人が多いといわれる中、叶うかどうかわからないとしても、夢と呼べる夢を持っているなんて素敵なことです。人間誰しも人生は一度きりで、1日後、1時間後にはうっかり死んでしまうかもしれません。そんな中せっかく夢という素敵なものを見つけているのならば、捨てずに追いかけてみるのも一興ではないでしょうか?

……なんて思う、アラサーなのでありました。

ABOUT ME
三日月
静岡県在住のフリーライター。サプリメントや動物、オタク業界に強いアラサー♀。お仕事の依頼や問い合わせはお問い合わせフォームからお願いします。
こんな記事もおすすめ

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です