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アラサーのつぶやき

飼育員になりたかった理由の1つは「人嫌いだったから」

こんばんは、三日月(@trickwolves)です。

ブログを書く気力もなく日々ぐったりすごしております、給料以上の仕事はしたくないのですが…。今日は仕事をしながら思ったことを記事にします。

小さいことから動物園の飼育員になりたかったのだけど

小学校低学年の時、道徳か何かの授業か文集か何かで「しょうらいのゆめ」を書く機会がありました。割とはっきりと覚えているのですが、その時私は「けーきやさん」「おはなやさん」と書きました。キラキラしていて食べたら幸せな気持ちになるケーキを売るケーキ屋さん、見たら楽しい気持ちになるお花を売るお花屋さん、そんな仕事に憧れを抱いていました。これはきっと小学生らしい夢だったと思います。

小学校高学年の時、両親が離婚しました。父親の不倫が直接の原因ですが、完全に離婚に至るまでの日々は連日家の中に怒声と罵声が響くトンデモな環境でした。悲しいことに私は小さいころから父親っこで母親より父親の方が好きな子供でした。不倫という形で家族を裏切った父親に対する憎しみと恨みはとてつもなく大きくて、ずっとずっと私の心を苛んでいました。私は父親にとっていらない存在だかったから捨てられたのだ、ならばいっそ子供など作らなければよかったのになぜ産んだのだ、ふざけるな、とずっと憎らしく、いっそ父親なんて死んでしまえばいいのにとまで思っていました。

母親に引き取られた後も母親に「お前なんて産まなければ良かった」「育て方を間違えた」「父親にそっくりだ」という言葉をしょっちゅう浴びて育ちました。唯一頼るべき存在である母親に心の底から頼ることもできず、父親なんて死んでしまえとまで思っていたのにその父親に似ていると言われるのはとても堪えた覚えがあります。そんな環境の中、中学生になって思春期を迎えた私はどんどんと心を歪めてしまい、簡単に人を裏切ったり人の心を殺す言葉を簡単に吐く人間という生き物がとてつもなく嫌いになりました。

そんな中学生の時の「将来の夢」は「動物園の飼育員」か「保母さん」になりました。とてつもなく人が嫌いになっていたのですが元々動物と子供は好きだったのです。中でも動物のことが大好きでした。好きというより潔い生き方に憧れというか尊敬の念を抱いていたと言った方が良いかもしれません。生きるか死ぬか、食うか食われるか、そんなとてもシンプルな生き方をしている動物のことが当時の私の目には非常に好ましく映ったのです。そしてそこから動物と共に生きたいと思うようになり、動物園の飼育員を目指す日々が始まっていきました。

そんなこんなで大学生くらいまでは割と人嫌いを引きずっていたのですが、大学生の時から社会人に至るまで色々な人と出会い、別れ、付き合い、すれ違いをくり返していくうちにいつの間にか人嫌いがきれいさっぱりと治っていました。たまたま運良く、良い友人に恵まれたのが大きかったです。私の場合は(恐らく)本質的に人が嫌いだった訳ではなく、環境によって人嫌いになっていたのだと思います。治って良かった。

人嫌いが治った後に飼育員になれたのだけど

仕事をしていて動物と過ごすことが出来る日々はとても楽しいです。楽しいけれど、動物のためだけに全てを使って全て後からをつぎ込むことは私には出来なさそうです。同僚は自分のことより人間のことより何より動物を最優先して日々を過ごしていますが、私には到底そんなことが出来そうにないのです。

私にとって飼育員は実際に眠った時に見る夢にまで見た夢です、どうしてもやりたいと思った仕事です、それでもそこまで熱くなれないのです。20代後半になって一度諦めた程度のものではありますが、それでもやっぱり熱くなりきれないのです。

そんな日々の中、ふとした拍子に同僚が「人間なんてきらいだ…」とぽろりと、本当に小声で零しました。そこではたと「ああ、もしかして私は人間嫌いだったから飼育員になりたかっただけなんじゃないか…?」という思いが浮かび、そしてそれがストンと自分の胸の中に落ちたのです。

私の場合は飼育員の仕事がしたかった、という気持ちよりは人間と関わりたくなかったから飼育員になりたかった、という気持ちの方が強かったのかもしれません。そして人間嫌いが治った今、安月給・3K・不定休などの条件をのみ込んでまで熱く夢中になれないのはそういうことなのかもしれません。

動物は可愛いです、仕事は楽しいです。家では到底飼えない、この仕事でなければ関われない動物たちと過ごす日々は本当に貴重で有意義な時間です。それでも、それでも。私はもっとお金が欲しいし全うに評価されたい、動物のこと以外も考えたいし趣味も楽しみたい。そう思ってしまう私はきっと飼育員失格なのでしょうね。

今の仕事について半年、納得できないことや理不尽なことは山のようにありつつも、それでもやっぱり文字通り夢のような時間でした。だけどもう何か月も何年もこの仕事をし続けることは私にはできそうにもありません、少なくとも私はこんな安月給では「健康で文化的な最低限度の生活」を送ることが出来ないのです。

なによりオタクめっちゃお金かかるからね!!!!

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※お給料に関しては以前こんな記事を書いていますのでよかったらご覧ください。

終わりに

夏までに転職する計画を立てていますが、現代日本の抱える闇を垣間見ることが出来た、本当に本当にド底辺のお給料の仕事をして見えたものや得たものは忘れずにいたいものです。

本日のBGM

文豪ストレイドックス・アニメ2期のエンディングテーマ「風が吹く街」です。聞いていると気持ちが熱くなりつつも凪いでいく歌詞とメロディーがとても魅力的な曲です。最近の心の栄養剤です。

今日はここまで。

ABOUT ME
三日月
三日月
静岡県在住のフリーライター。サプリメントや動物、オタク業界に強いアラサー♀。お仕事の依頼や問い合わせはお問い合わせフォームからお願いします。

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