47都道府県制覇しよう&全国各地の動物園水族館に行こう!計画中の元動物園飼育員、みかづき(@trickwolves)です。
2025年10月10~13日に上野動物園で開催された秋の特別イベント「秋の夜の動物園」に行ってきたので、感想と恐らく来年以降も通用するであろう注意点をまとめておきます。
「秋の夜の動物園」の概要
秋の夜の動物園、それはいわゆる「ナイトズー」と呼ばれる夜間開園のイベントです。
普段は閉園している時間の園内を散策して動物を観察できるもので、一部の動物園では恒例のイベントとして実施・開催されています。
上野動物園では例年お盆の時期に行っていたそうですが、このところの暑さを鑑みて、2025年は10月に開催することになったのだとか。
秋の夜の動物園のポスター、デザインがとても好きということで2025年は10月10~13日の4日間にわたる開催で、入園時間は9時30分~19時、退園時間は20時でした。混みそうなので行こうかどうしようかな…と悩み悩んでいたのですが、意を決して最終日の13日(月・祝)に突撃してきました。
秋の夜の動物園のおすすめスポット
2025年は「飼育係のおはなし─秋のスペシャルトーク─」と題して、飼育スタッフの方が秋をテーマにしたトークをするというイベントが開催されていました。
私は「芸術の秋」をテーマとした18時の「スマトラトラ」のガイドに参加したのですが、スタートの時間を待つまでもなく、トラ舎前は人でいっぱい。もう超絶過密状態で、どこでガイドをしているのかわからないくらいの超混雑でした。
また18時50分頃にはスタッフの方がホッキョクグマにエサを投げ、エサをキャッチしたりあちこちへ移動したりする様子を見せてくれました。ここもまたとんでもない混雑でしたが、タイミングがよければそういった場面に巡り合うこともできる…かもしれません。
人が多すぎて、スマホ撮影がいっぱいいっぱいでした…また両生は虫類館ではいつもより暗い館内を楽しめる「ナイトビバリウム」を開催していました、が…とんでもない長蛇の列ができていたため、列を一目見て諦めてしまいました。
ここで本当に正直な話をすると、動物を見ることもイベントに参加することもかなり大変で、割と早い段階から心が折れていました…!!
ですが普段は絶対に入れない時間帯の真っ暗な園内に響く虫の音や、木々が奏でる音に耳を澄ませる瞬間はとても心が安らぎました。もしかすると混雑する場所を避け、あえてゆったりと時間を過ごすのも、ナイトズーの1つの楽しみ方なのかもしれません。
秋の夜の動物園の注意点
夕方になって日が暮れてくると、とにかく園内が暗くなります。
思った以上に明かりが少ないため、前方と足元に要注意。他の来園者の方とぶつかりそうになることも多々あったので、おそらく「全身黒系の服」は避けた方が無難です。
逆に懐中電灯や夜間のウォーキングをする時に使うような首に下げるタイプのライト、反射板付きの服やグッズを着用していると目立ってよさそうでした。ただし懐中電灯を含むライト類は歩行時のみの使用にとどめ、面倒でも動物の前ではオフにしてあげてくださいね!
↓こういうやつ
また方向音痴の方は割と本気で迷うと思うので、しっかりとマップを持っておくこと、可能であれば目印を覚えておくことをおすすめします。私は帰り道がわからなくなって3周くらい同じところを回ってしまい、疲れも相まって自分にげんなりしました…。
混みすぎて写真を撮る気力がなかったです…そしてとにかく、どこもかしこも混雑します!!
人気のある動物の前、食事処、ベンチ、ギフトショップ…どこもかしこもめちゃくちゃに混雑します。特にお子さんと一緒に行く場合は迷子にならないよう、気を付けてあげてください。
秋の夜の動物園のまとめ
- めっっっっっっっっっちゃ混む
- 夜は想像以上に暗いので、暗さ対策をしておくと◎
- 動物をじっくり見ることは難しいかも…
混むよな…と思って行ってみたら、案の定とんでもない混雑だった件でした。来年以降も同様の開催になるかは不明ですが、何かの参考になれば幸いです。
夜に紛れるトラの像

