47都道府県制覇しよう&全国各地の動物園水族館に行こう!計画中の元動物園飼育員、みかづき(@trickwolves)です。
先日ようや憧れていたのんほいパーク(豊橋総合動植物公園)に行ってきたので、感想やおすすめスポットなどをまとめておきます。
のんほいパークへのアクセス&お得情報
公式ホームページによると、のんほいパークはJR東海「二川駅」南口から徒歩約6分とのこと。二川駅からほぼまっすぐに歩いて行くだけなので、とてもアクセスしやすかったです。
今回は二川駅のお隣である豊橋駅に宿泊しましたが、豊橋駅→二川駅→のんほいパークへのアクセスは非常に良好。豊橋駅周辺は飲食店やコンビニなど必要なものは十分にあるけれどごみごみしすぎておらず、とても過ごしやすい場所でした。
入園料は大人600円で、事前にネットで購入しておくこともできます。
またのんほいパークの窓口や市役所で”購入の翌日から”使える前売り券(大人480円)が売っているので、2日連続で行く場合は帰る前に購入しておくとちょっぴりお得に入園できます。
のんほいパークのおすすめスポット
のんほいパークはとにかく敷地が広く、アジアゾウ、ライオン、アミメキリン、シロサイ、グラントシマウマ、レッサーパンダ、ホッキョクグマ、アムールトラ、カバなどの動物園ならではといえる多数の大型動物が飼育されています。
中でも私が一番気に入った&驚いたのは……「アジアゾウエリア」です!
国内最大級の放飼場だというアジアゾウエリアはとても広く、アジアゾウたちが群れを作ってお互いに干渉しあいながら生活している様子をじっくりと観察することができました。
ときおり中央の壁の上から飼育スタッフの方が顔を出してゾウたちの様子を観察していたり、枝や果物?を与えたりする様子も見えて、とても興味深かったです。
またアミメキリンとエランドが混合展示されている「アフリカエリア」も、とても気に入りました。
異なる動物種が同じエリアにいて、一緒にのんびりと草を食べ、休んでいる光景は見ているだけで心がいやされます。複数個所にベンチや展望台が設置されていたので、ここで飲み物を片手にぼんやりと過ごしたいなぁと思いました。
のんほいパークは動物好き、動物園好きにはたまらない動物園でした!!!
ただとにかく広いので、1日で全部を満喫しながら回り切るのは難しいかもしれません。今回2日かけて回りましたが、体力と時間があればもう1日回りたかったです…!
のんほいパークの食べ物やお土産
のんほいパーク内には複数の食事処がありましたが、今回は展望台の1階にある「レストラン トラットリアチェントロ」に行ってみました。
そして食べたのがこちらの「スパイシー大人のライオンカレー」!
丸く整えられたごはんがオブラートで覆われていて、そこに胡麻と海苔を使ってライオンの顔が描かれていました。とても面白い&かわいかったです。
味はちょっぴりスパイシー。唐揚げとブロッコリーが箸休めにちょうどよく、最後まで美味しくいただくことができました。
実は今回ちょっと心身ともに死にかけだったのでお土産屋さんに行く余裕がなく…次回行った際はお土産も覗いて来ようと思います…!!
のんほいパークのまとめ
- とにかく広い!!1日では回り切れない
- 動物園、博物館、植物園、遊園地が一度に満喫できる
- 動物の種類も個体数も多く、展示場も広い
- 動物好き、動物園好きにはたまらない動物園!
のんほいパークは「え、1日600円でこんなに楽しめちゃっていいんですか…!?」と言いたくなるほどの広さ、楽しさ、学び、あらゆるものを備えたとってもすてきな場所でした。
動物園や博物館、植物園や遊園地にに行きたい時はもちろん、心が疲れた時や日常から解放されたい時に行くと、また明日から頑張ろうと思えるかもしれません。
余談
書きたいことはたくさんあるのですが、いまいちまとまらないのでここまでとりあえずざっくりと更新。気が向いた時に追記します…!
ここからは余談と自分語りになるのですが…私は数年前、うつ病を患いました。一応緩解しているのですが元々の思考の癖もあって今もなおうつっぽく、もうダメかもな…という思考に陥ってしまうことが少なくありません。
それに祖母の認知症、実母のヒステリー、実父からの面倒ごとの押し付けといった親族関係の悩みも加わり、メンタルはズタボロのボロボロ。
また長いこと一生治らないといわれている喘息をはじめとした持病、病院に行ってもよくならない上に原因のわからない体の不調に悩まされていて、デスクワーク故の体の痛みとも戦う日々を過ごしていました。
そんな中で正直心身ともに疲弊していて辛くて、生きることを諦めたら楽になるかもな~なんて考えすら浮かんできてしまうくらい弱っていて。そこでふと、
という、のんほいパークのポスターを思い出したのです。
ライオンの雄・ハヤテが登場したポスターを6/11(火)より、園内売店及び商品発送により追加販売します。
商品発送を希望される方は、HPよりお申込みください。https://t.co/1c8FESMysh
なお、ポスター売上の一部は新たなライオン舎の植栽等費用として活用します。#豊橋市 #動物園 #のんほいパーク pic.twitter.com/lt8welxEwZ— 豊橋総合動植物公園(のんほいパーク) (@non_hoi_park) June 6, 2019
そっと寄り添うライオン夫妻のやさしすぎるほどやさしい愛情が詰まったこちらの写真は、どこかで目にしたことがある方もいることでしょう。
そこでようやく「ああ、私は今だめになりそうなんだな」ということに気付き、弾丸でのんほいパークに行ってきた次第だったのでした。
動物園はさまざまな問題を抱えている施設であり、あるべきないべき論争の標的となることも多い施設でもあります。
ですがあれやこれやと心身ともに疲れることが多すぎる現代においては、私のように心身ともギリギリになってしまった人を救ってくれる、救うことのできる可能性がある場所でもあるのかもしれません。改めてそう思った2日間でした。