そんなセリフを良く耳にしますが、私は声を大にして言いたい
動物が好きな人は優しいと思っていると痛い目を見るぞ(゚Д゚)!!
今まで出会った動物好きにはこんな人がいました
中の人は動物系の学校を出て、動物の仕事に就いてなんだかんだ6年以上動物に携わる生活をしてきました。
その中で色んな人に出会いましたが、(自称他称問わず)動物好きな人はおおよそ3つのタイプに分かれるように思うようになったので今回は私の持論を述べてみます。
①純粋に動物が好きな人
恐らく世間一般に言われる動物が好きな人で人間に優しいのはこのタイプの方だと思います。
このタイプは動物が純粋に好きで、人や人と話すことも好きなタイプ。反抗的な態度をとる動物にもじっくりと向き合って動物の心をゆっくりと確実にほぐしていったり、動物に早く会いたいからと始業時刻より早く出勤したり、病気や怪我をした個体が出れば自分の用事も放り出して動物に尽くす…まさに動物職の鏡といえる仕事をする方が多いように思います。
人当たりが良くて動物と人間の懸け橋になることが出来る貴重な人材であり、このタイプの方は飼育員を始め動物職に確実に向いています。
②人が苦手もしくは嫌いだから動物が好きな人
このタイプは動物には優しいけれど人間に優しいのかどうかは半々なタイプ。
所謂コミュ障で人や人と話すことが嫌いだったり苦手だったりして人間と上手くコミュニケーションが出来ないタイプ。生まれ育ちは違うはずなのにぼそぼそ聞こえるのか聞こえないのか微妙な音量で話したり、体つきがひょろひょろしていたり表情が無かったりと共通点が多いのが不思議なところです。
人間と上手く関われないが故なのか動物への愛情が深すぎるくらい深い方も多いのですが、動物職でも人間とのコミュニケーション能力は必須なので脱コミュ障出来るように地道に頑張って頂きたいところです。大丈夫、コミュ障は本人の努力で治ります…!!
③自分が支配制御できる存在だから動物が好きな人
あまり見かけないタイプですが…このタイプの人は相当やばい。人間にも動物にも優しくないタイプ。
このタイプの人間は一見動物への愛情・気持ちが強いように見せかけていて実際ぱっと見はそのように見えるのですが、その本質は”その動物が自分のもの(所有物)である”ということで優越感や満足感を得ているだけにすぎません。
その動物が自分に従順であったり懐いてきたりと自分が簡単に支配・制御出来る対象である場合にのみその形だけの愛情を見せますが、動物が反抗的だったり攻撃的だったりして自分が支配・制御するのに手間がかかる場合は愛情を見せるそぶりすら見せず、恐ろしいことに簡単にスイッチが入って動物に対して暴力を振るいます。
そしてこのタイプのやっかいなところは動物だけでなく人間に対しても同じ行動をとるところです。自分に対して従順な人やあるいは価値がある人(上司や権力のある人)にはどうにかして取り入ろうと全力でご機嫌を取ります。そしてそれらの人の前では非常に優秀な人間のように振る舞います。
しかし反抗的だったり価値がない人間(後輩や新人)に対しては自分が上であるという優越感や満足感を得るため、あらゆる手段を使ってマウンティング行動をとります。しかもまあそれがえげつない、相手を主に精神面から潰そうとしてきます。肉体面での攻撃は証拠が残ってしまうからなのか精神面の方をズタスタにしようとあらゆる手を講じてきます。
ちょっとしたサイコパス傾向がある人間なのだと思いますが、今までの人生の中で2回出くわしているのでそれなりの頻度でこういうタイプもいるのではないかと思います。正直もう二度と出会いたくないのですが、そうもいかないのが人生ですよね…。
サイコパスについて…参考:サイコパスは特徴や顔つきからわかる!見分け方や対処法 | 女性がキラキラ輝くために役立つ情報メディア
動物好きだから優しいと思うと痛い目を見る可能性もあるよ、いやマジで
ということで中の人が今まで出会った動物好きを3つに分けて解説してみました。
1のタイプであればおおよそ人間にも優しいと思われるので良いでしょう。2のタイプであれば上手くかみ合えば深い愛情を持って接してくれるでしょう。ただ3のタイプの人間だった場合…やばいと思いませんか。実際近くで見ていても口は上手いし妙に頭が回るので変な話DVに走っても不思議ではないように思います。
彼氏にするなら動物好きな優しい人がいいな☆みたいな話をたまに耳にしますが、動物に割と長く携わっている私は「動物好き≠優しい」と全力で断言します。優しい彼氏が欲しい気持ちはわかりますが、動物好きというところだけを見ないでぜひぜひその人の本質をじっくり見極めて下さいね。
2018/11/22 加筆修正