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愛ウサギを亡くした人の、ペットロス実体験のお話し

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三日月(@trickwolves)です。

去る6月16日に愛ウサギを亡くし、その後1か月半ほど完全なるペットロスに陥っていました。
まだ完全復帰とは言えない状況ですが、やっと大分元気になってきました!

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正直なところペットロスがこんなにもきついものとは思わず、何の心構えもしていなかったため軽くうつ病の時と同じような状態になっていました。

ペットロスになった私にどんなことが起きたのか、同じように悲しくて苦しい状態になっている人のお役に立てれば良いなと思い書き残しておきます。

ペットロスになって起きたこと①食欲がなくなる

ちょこもちが亡くなった後、というより正確には亡くなる前の闘病中から食欲が無くなるという症状が現れていました。

料理なんてしている場合じゃない!
お弁当なんて買いに行っている場合じゃない!
その間にこの子の調子が悪くなったら、死んでしまったら後悔してもしきれない!!

そんな思いが強すぎたのでしょう、闘病中からほとんどまともに食事を摂っていませんでした。

ちょこもちが亡くなった後はさらに悪化して、空腹感をろくに感じなくなりました。
食べたらちゃんと味がする、美味しいと思えたのでうつ病の時とはまた少し違う感じでしたが、「食べたい」「お腹が減った」という生きるために必要なはずの体のシグナルがすっぽりと抜け落ちてしまったようでした。

ペットロスになって起きたこと②寝すぎるもしくは寝れなくなる

ちょこもちを亡くして1ヶ月ほど、軽い睡眠障害のような症状が出ていました。

眠気は感じるのにどうしても眠れず、あるいは起きなければならないのに起きられない状態でした。
時には夜中の3時に寝て朝の7時におきたり、次の日は夜中の2時に寝て昼の12時過ぎまで寝ていたり……どうにも睡眠のコントロールをすることができなくなってしまっていました。

ちょこもちの看病をしていた時、夜になると呼吸が苦しそうな日々が続いていて「寝ている間にこの子が死んでしまったらどうしよう」という気持ちがとても強かったことが影響していたのだと思います。
寝るのが怖くて、なかなか寝れなかったもんなぁ。

眠いとか眠くないとかいった症状以外にも冗談抜きに朝と夜がわからなくなっていて、寝てもおきてもずっとぼんやりしていました。

ペットロスになって起きたこと③ふとしたきっかけで涙が出て止まらなくなる

私は1か月半たった今でも、あの子のケージとキャリーケースを片付けることができていません。

ケージの下のお掃除用の引き出しを開ければ、まだ元気だった頃のチモシーのカスとウンチが残っています。
キャリーケースの中にはさんざん遊んでボロボロにしたブランケットが入りっぱなしになっています。

それらを片付けてしまったら、ちょこもちの全部がこの部屋から無くなるみたいで怖くて、悲しくて。
まだしばらくの間は、とても片付けられそうにありません。

そんなケージとキャリーを見た時、掃除機をかけていて変なところからチモシーや毛が出てきた時、あの子がかじったタオルや洋服を見た時、涙腺が壊れたんじゃないかと思うくらい涙が出てきました。

スーパーの野菜売り場に行ってふと「ああ、もうあの子のために野菜を買うこともないんだ」と思った瞬間、外なのに涙が滝のように流れて止まらなくなりました。

ほんのちょっとしたことであの子を思い出しては寂しくて泣き、後悔の念に駆られては泣き、毎日来る日も来る日も顔がパンパンに腫れるくらいまで泣きました。

ペットロスになって起きたこと④死にたいと思う

ちょこもちを亡くしてしばらくは恐らく、本当にうつ病に近い状態になっていたのだと思います。

呼吸の仕方が変わったことに数か月前からうっすらと気づいていたこと
一人と一匹暮らしで、ちょこもちと過ごす時間が長かったこと
始めて飼ったペットで、思い入れがめちゃくちゃに強かったこと
根拠もなくあと数年一緒に暮らすつもりでいたこと

こういった要因が重なって、なんでもっと早く気づいてあげられなかったんだろうと言う自責の念に駆られ、いっそ死んでしまいたいと何度も思いました。

私が自殺なんてしてしまったらどう考えたってちょこもちだってびっくりするでしょうし、悲しむでしょう。
でも一番落ち込みがひどい時はそんな事すら考えることができず、ただ死にたいと思ってしまっていました。

深すぎる心の痛みは不思議なことに、体の痛みになります。
本当に不思議な事ですが、そうして現れた痛みは実際に本当に痛いです。

悲しさと辛さと申し訳なさと、色んな感情がないまぜになって息をすることすら苦しくて毎日文字通りもがいていました。

愛ウサギを亡くして1か月半経過して

ちょこもちが亡くなって1か月半、私は毎日ずっと泣いていました。
食事もしたくなかった、寝ても寝れなくてもずっと体が重かった。

それでも、どんなに辛くても悲しくても私は生きなければなりません。
そんなへろへろになった私を、友人たちが一生懸命支えてくれました。

お別れの日に付き添ってくれた友人がいました。
わざわざ遠くから花を手向けに来てくれた友人がいました。
たくさんのメッセージをもらいました。

今も悲しみは消えません、まだ涙が出る日も少なくありません。
ですがいつかあの子にまた会えたなら、胸を張って会える自分でありたいと思えるようになりました。

おそらく、しばらくは動物と一緒に暮らすこともないでしょう。
でもちょこもちと出会った時のように、何かご縁があったならばまた他の子と一緒に暮らすこともあるかもしれません。

ペットロスのさなかにいる方に伝えたいこと

大好きなペットとお別れして、本当に辛いですよね、悲しいですよね。

どうしてあれをしてあげられなかったんだろう、なんでできなかったんだろう…そんな後悔が次から次へと湧き上がってきて、それが全て涙になって流れて止まらない状況でしょうか。

さみしくてさみしくて、本当に気が狂ってしまいそうなほど辛い状況でしょうか。

辛い時や悲しい時は無理をしないで、SNSでもチラシの裏でもなんでもいいので辛い気持ちや悲しい気持ちを出せるだけ自分の外に出してあげてください。
自分の中に閉じ込めておくと、辛すぎて痛すぎてどうにもならなくなってしまいます。

私はツイッターで、こんな感じで吐き出していました

一歩お部屋の外に出て、日の光を浴びてみてください。
何か食べたいものがあったら一口で良いので食べてみてください。

たぶんきっと、ペットは姿は見えなくても遠い空の上からあなたを見守ってくれていると思います。
あの世があるのかどうかは生きている私たちにはわかりません、でもそう信じたいですよね。

辛さをすぐにやわらげてくれる薬はありません。
でも時間が少しずつ、辛い気持ちをやわらげていってくれます。

さみしくてどうしようもない方の場合は、新しい家族をお迎えすることが薬になるでしょう。
すぐに新しい子をお迎えしたっていいんです。

だから今は、悲しい気持ちと辛い気持ちを我慢しないで。
たくさん泣いていいんです、それはそれだけその子を愛していたという証拠です。

辛いけれど、悲しいけれど、ほんの少しずつで良いので自分の体と心も大切にしてあげてください。
どうにもならなかったら、私のツイッターにDMやリプを送って辛い気持ちを吐き出しても構いません。

どうぞ、ご自愛くださいね。

byこの記事を泣きながら書いた、ちょっとだけペットロスの先輩より

ABOUT ME
三日月
静岡県在住のフリーライター。サプリメントや動物、オタク業界に強いアラサー♀。お仕事の依頼や問い合わせはお問い合わせフォームからお願いします。
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