三日月(@trickwolves)です。
コスプレをし始めてかれこれ10年を超えてしまったアラサーがコスプレについて語ってみる記事です。ドンドンパフパフ
コスプレをし始めたきっかけ
小学生の頃からポケモンやら漫画が大好きなオタクではあったのですが高校生の時に友人のすすめでポップンミュージックをやりはじめて大はまりし、キャラクター達に惹かれてコスプレをしてみたい!と思ったのがコスプレを始めた一番最初のきっかけです。
一番最初にコスプレをしたのは「睦月」というコンシューマー(家庭版)のキャラクターでした。アーケード(ゲームセンター版)が主流のポップンミュージックなのに一番最初にその子を選んだのは純粋に好きだったのと衣装がなんとか用意できそうだったから…という理由でした。
というか睦月が自分と同じ誕生日というを今知って衝撃を覚えました、好きなキャラクターなのに知らなかった…!
私がコスプレを始めた当時はウィッグなんてつけずに地毛でコスプレをしている人も多く、地毛をワンデーのカラースプレーで染めている人もいました。カラコンなんて高級品だったのでカラコンをつけている人は「あの人カラコンつけてる!すごい!!」と尊敬の眼差しで見られるくらいでした。
ノーメイクの人もかなり多いゆるい世界でした。カメラも写ルンですが主流でした、写ルンですを知らない人も多そうで年齢を感じます。
ヘアカラースプレーはこんなので当時は割とドラッグストアで販売されていました。ブルーやグレー、レッドもあったのですが地毛の上に乗っけても大して染まらないんですよね、それでも結構な人が使っていました。ただ更衣室ではスプレー使用禁止のところが多かったのでコスプレする当日の朝にカラースプレーで髪の毛を染めてからイベントに行く!という人もいました。
今ほどウィッグの色や形に選択肢がなくて致し方なくスプレーを使っていたのですが…今では考えられないですよね。
ちなみにこれが写ルンです、ご存知ですか?現在のデジカメと違ってシャッターを押すたびにダイヤルを回さなければいけません。なので良く「はいチーズ…あっごめーん巻いてなかったからもう一回~☆」という出来事が起きました。そしてフラッシュを炊くたびにフィィーンという音がするという。懐かしい。
今はウィッグ必須、カラコンも余程のことがないかぎりほぼ必須、ノーメイクなんてもっての外!という雰囲気です。ここ10数年でコスプレを取り巻く世界は大きく変わりましたね。
睦月をやった時はノーウィッグノーカラコン、ノーメイクで人生初めてのコスプレでかつ当時コミュ障もいいところでしたがそれなりに楽しく過ごせました。今同じことをやったらウィッグしろ!メイクしろ!とフルボッコにされてしまうのかと思うと、ちょっと息苦しい世界になったなぁ…とも思ってしまいます。
(私が考える)コスプレするメリット
- 友達ができる、知り合いが増える
- 体型や肌の維持・向上へのモチベーションが保てる
- 余程のものでない限り衣装や小道具を錬成できるようになる
(私が考える)コスプレをするデメリット
- とにかくお金がかかる
- 休日がコスプレの予定で埋まりまくる
- 部屋が片付かない
衣装、ウィッグ、カラコン、スタジオ代、アフターの飲食代などでお金はどんどん飛んでいきます。コスプレイヤーの繋がりが出来るとどんどん先の予定が埋まって言ってことごとく休日が埋まります。そして諸々作ったり衣装が増えたりするので部屋が片付きません。
コスプレしていなかったら今の自分はないと思う
私は20歳ちょっと過ぎくらいまではいわゆるコミュ障で、かつかなり自己評価が著しく低いくせにわがままというとてつもない面倒な人間でした。今思えば当時の自分とはとてもじゃないけど友達にはなりたくないと思うくらい。
それでもコスプレ業界の荒波に揉まれつつも、良い友人たちに巡り合って今なんとか自分で自分を許せるくらいの性格に近づいてきました。
また前職についたばかりの時はストレスと過労で1年で10キロ以上太りました。コスプレした自分の写真を見た時「こんな太い推しキャラはいやだ…!」と思い必死でダイエットし、太った分はすっかり戻りました。
ダイエットしたい!と思うことはあれどモチベーションを保つのは難しい物ですが、私はうたプリの一十木音也が好きすぎて音也ならどんな衣装でもやりたいと思っています。なのでいつでも音也のコスプレが出来るように、常に体型を保つように地味に地道な努力を続けています。
このキャラクターのためになら努力し続けられる!というキャラクターに出会えた私は幸せものだなぁと思っています。何年経っても音也が大好きです。
おわり
ぼちぼち追記しそうです、追記しそう詐欺になりそうな気もしますがとりあえずここで終わりにしておきます。
うたプリより、一十木音也のキャラクターソング木漏れ日ダイヤモンドです。
元気いっぱいな曲も好きですが、バラードも好きです。