こんばんは、三日月です。
連休が終わってしまうことが嫌でごろごろしていました。うーん、もうちょっと休みたいです…でも明日からまた適当に頑張ります。
今日はふと思い出した前職のブラック企業の一歩手前かな?くらいのグレー企業でのお話しを書いてみます。
前職、1年くらい仕事とは別になぜか読書感想文を書かされた思い出
前職の私の部署は自分を入れて3人、営業と上司と私というちんまりした部署でした。というか会社自体が10人くらいしかいない零細企業でした。
ブログ上でも何度も書いていますが、私は直属の上司がとてもとても嫌いでした。
とてつもなく不器用な人でとてもまじめで勤勉、仕事はできるけれど人にそれを押し付けちゃう、自分の常識を押し付けちゃう割とモラハラタイプの上司でした。
どうやら社外にもその感じが漏れていたらしく取引先の人に「三日月さん大丈夫?上司さんキツくない?怖くない?」とよく聞かれました。その度に言葉には出さずそうなんですよぉぉよくおわかりですね!!みたいな表情でお答えしてました。懐かしい。
その上司、私が入社して2年後くらいだったでしょうか…何かの自己啓発本で読んだのか何かのセミナーに行ったのか存じ上げませんがある日突然「これから毎週末本のコピーを渡すのでその感想をB5用紙1枚に書いてきてください」という謎の指令を出しやがりました。
私だけでなく私とほぼ同い年の他の部署の人にも同じ課題(笑)を出し、有無を言わせず強制的に読書感想文を出すことを求めて来たのです。今考えたら嫌ですってもっと強く突っぱねても良かったのにうまいこと突っぱねられず1年くらい毎週くだらない上司の自己満足に付き合わされる羽目になりました。
本の内容としては夢を叶えるゾウの1と2、本のタイトルは不明ですが野球監督の野村克也氏の自己啓発本を何冊か、といった感じでした。他にもあったような気がするけど忘れてしまいました…いやすぎて記憶から抹消してしまったようです、はっはっは。
とはいえ夢をかなえるゾウは面白かったので悔しいながら後で自分で買いましたが。
一体全体なんで社会人になって読書感想文なんぞ書かねばならなかったのか
とりあえず毎週毎週その辺の自己啓発本を1セクションずつ…というのでしょうか、1テーマごとにご丁寧にコピーしてB5サイズのルーズリーフと共に渡されるという恐怖はなかなかのものでした。
土日休みなのに休みの日も会社と課題のことを考えねばならない、しかも一銭のお給料にもならない、最低最悪に無駄な時間だったと思います。
更に笑っちゃうことに月曜日に提出するとご丁寧に添削というかお返事を添えたものが新しい課題と一緒に帰ってくるんですよ、怖くないですか…。何が楽しくて嫌いな上司とお手紙交換しなきゃならなかったんでしょうね…。
2人分の課題を毎週考え、毎週読書感想文にご丁寧に手書きの感想を返すあの人は根っからの社畜体質だったんでしょうね。二度と会わなくて良いだろうと言う状況になってから考えてみるとあの人は自分の時間と命を削ってでも会社に貢献したくて、そうしないと自分の存在価値を見出せないタイプだったんだろうと思います。
いくら自分で仕事を増やそうが残業しようが個人の勝手だからどうでもいいけど、人を巻き込むなって思いますよね。いや私帰ってやりたいことが沢山あるんですけど!?っていつも思ってました、上手いこと躱して帰る術を身につけるのに数年かかりました…。
その結果が入社して数年は月の残業が80時間~くらいというなかなかのものでした。当時タイムカードが存在していなかったのでそれを証明してくれるものはこの世のどこにもないのが非常に腹立たしいです。
二十代前半の若かりし頃の私では長いものに巻かれるしかなかったのですが、今考えるとおかしいところだらけだったなぁ。会社で強制的に毎週読書感想文書かされた人はそう多くないんじゃないでしょうか。
もし同じ状況に陥ってる、もしくは陥りそうな社会人の方がいらっしゃいましたら私的には嫌です!とつっぱねちゃっても良いと思います。それなくたって仕事中忙しくしているのに、休日まで給料に関係ない事をやる必要なんてどこにもないと思うのです。
おわりに
ふと思い出したあの謎の読書感想文を書かされた1年は何だったんでしょう。書かされた読書感想文は今どうしてるんでしょう、捨ててくれてあれば良いけどまだ取ってあってあの人の手元に有ったらと思うと正直ちょっと気持ちが悪いです。
社会人たるもの業務に関係することならば多少の我慢は必要でしょうけれど、あんまり業務に関係ない嫌なことは嫌だとつっぱねたって良いと思うんですよね。
飲み会とかお酒の席も強制される意味がわからないです、何が楽しくてあんなタバコの煙まみれのところで食事をしなくてはならないのでしょうか。タバコの煙をたくさん吸ってしまうと翌日喘息の発作が出かけてしまって苦しいのでそれを薬で抑えて出社していましたが、自分の身を削ってまでそんな席に出る必要はあったんだろうか。
性格上少し難しいのですが、今後は我慢しなくて良いものは我慢しない、嫌なものは嫌だという意思をきちんと示せるように努力していきたいです。
まとまりが悪いけれど今日はこの辺でおしまい。おやすみなさい。