おはようございます、三日月(@trickwolves)です。
またブログをさぼっていましたが、久しぶりに記事を書いてみます。
なぜか6月になると何かが起きる件について
さて、なぜか私には「毎年6月になると人生を変えるレベルの何かが起きる」という謎の決まりがあるのですが、今年も御多分にもれず色々ありました。
大切な人に出会ったり、大切な子と死別したりといろいろあったのですが、6月にはよくも悪くも何かの縁があるのかもしれません。
今年の6月はしんどいこともありましたが、たくさんの人に会い、自分の考えを変える言葉をかけてもらったのでその言葉たちを共有してみようと思います。
1.「あなたは優しすぎるから自分に優しくしてあげてください」
とある交流会にてお会いした方にかけてもらった言葉です。
その方は手相や顔相を見られる方で、占いは統計学だと断言している面白い方です。
そこで手相を見てもらったところ、私は「とかく繊細で優しい」とのこと。特に好きな人にはとにかく尽くしてしまうので、あなたは優しすぎるので、自分に優しくしてあげてと言われました。
その言葉が、手があまりに嬉しくて、思わず人前で泣いてしまいました。
2.「手からも優しさが伝わってくる」
1の続きで、交流会で同じテーブルに座っていた別の方にかけてもらった言葉です。
手からも優しさが伝わってくるよ、優しい手だね、と言ってもらえてとても嬉しかったです。
人間は手にも顔にも、今までの生き方が現れるものだそうで。かけてもらった言葉で今まで生きてきたことを肯定してもらえた気がして、「ああ、今までいっぱい失敗してきたし人に迷惑をかけてきたけれど、生き方は間違ってなかったのかな」と思えて、とても嬉しかったです。
3.「あれはもう恋人じゃなくて家族だから」
これは幼馴染と話していた時に、ふと受け取った言葉です。
昔々、高校生の頃から幼馴染と共通の友人と友人(女性同士)がお付き合いをしていました。そして当時からその子たちの関係は恋人ではあったけれど、恋人以上のものがあるなぁとうすうす思っていました。
そして今回幼馴染の言葉で恋人という言葉ではくくれない、それ以上の関係があることに改めて気づきました。現状日本では同性同士では結婚できないけれど、法律や一般常識なんて関係ない、そういう関係もあるんだなぁ…と気付かせてもらいました。
4.「年齢をすごく気にしていたくせに」
とある友人から受け取った言葉です。
私は今まで、年齢も性別も気にしない生き方をしてきたつもりでした。
アラサーの今でも未婚ですし、特に結婚願望や出産願望もありません。
そして正直、今まで何人かお付き合い的なものをしてきた中に、女性がいたこともあります。
私は「好きな人が好き」という、いわゆるパンセクシャル(全性愛者)と呼ばれる性のあり方をしているようです。
パンセクシュアルとは、全性愛者のことで「全ての人」を好きなる方です。例えば、男性や女性という二つの性別だけでなく、Xジェンダー(中性)の方なども含めて「あらゆる性のあり方の人」が好きになります。(引用元:JobRainbowMAGAZINE パンセクシュアルとは?【当事者監修!徹底解説】)
このあり方がもともとまわりに同性同士でお付き合いをしている人が多かった影響なのか、いわゆる腐女子な影響なのかわかりませんし、いつからこういったあり方になったのか自分でもよくわかりません。ですがパンセクシャルというあり方は、私にとってとてもしっくりくるものでした。
しかし自分のことではなく相手のことを考えた場合、ひどく年齢や性別を気にしていたようです。この言葉を受け取った時、そんな自分に気づいてひどく動揺しました。
そして結局なにも気にしないといいつつ、一般常識に、世論にとらわれて生きていたんだなぁ、と痛感しました。自由に自分らしく生きたいと思いつつ、根底では世論にとらわれていた自分がなんだかひどく矛盾していることに気づきました。
そして「だからこんなに苦しかったのか」ということに気づくことができました。
さいごに
もしかしたらどの言葉も、言った本人は覚えていないかもしれません。
それでもどの言葉も私の考え方を、下手をしたら私の人生を変えるほどの力がありました。
昨年からコロナ禍で人と会えなかったり喋れなかったりして、人との距離が遠くなってしまった人も多いことでしょう。私も会いたい人に会えず、生きたい所に行けずひどくストレスを抱えています。ですが今回の件で多くの人と関わること、人と言葉を交わすことがいかに大切なのか身をもって思い出しましたし、思い知りました。
そして私は30歳を超えた今でも中身はひどく子どもだし、社会不適合者だけれども、それでも関わってくれる人がいるということがひどく有難くて、嬉しいことだと改めて痛感しました。
何かとしんどいことも多いけれど、頑張って生きていこうと思います。