三日月(@trickwolves)です。私は一人旅が趣味で、現在47都道府県制覇を目指してのらりくらりと全国各地を一人で巡っています。
…といいつつまだあと22県行かねばなので先は長いのですが、一人旅が好きだよ~という話をすると、大体「一人旅するなんてすごい、私には絶対できない…!」と言われます。
一人旅は難しいもののように感じるかもしれませんが、日本国内であればそれほど難しいものではありません。むしろ実はというかなんというか”一人旅ならではの楽しみ”があり、一人旅でないと得られない栄養素のようなものがあるのです。
そこでこの記事では一人旅どんとこい!むしろ一人旅はいいぞ!!派である私による、私のための「一人旅のすゝめ」的なアレをお話していきます。
一人旅のすゝめ①時間を自由に使える
私が思う一人旅最大の魅力、それは時間を自由に使えることです。
旅行をするとなると基本的にはどこか目的地があることが多いと思いますが、その目的地が想像以上に良かった、または逆に思ったものと違った…というのは、割と良くあることではないでしょうか。
誰かと一緒に旅行に行く場合、相手と行く先や使う時間を合わせなければなりません。しかし一人旅であれば想像以上に良かった場所でたっぷりと時間を使ったり、思ったものと違う場所は早めに切り上げたり…といった感じで、時間を自由自在に使うことができるのです。
中でも目的地が動物園や水族館である場合、一人旅は最高of最高です。なぜなら一人であれば特定の動物の前でずーっとずーっと、何時間でもじーっとしていることができるからです。
動物は当然ですが生き物で自我を持っているため、常に同じ動きをしていることはありえません(常同行動はありますが)。多くの動物は時間や気分によってさまざまな動きを見せてくれるので、好きな動物がいる方はぜひどっしりと構えて、じっくりとその動物の観察をしてみてください。観察をすればするほど、動物への理解や知見が深まりますよ。
なので目的地に動物園や水族館がある場合、動物や施設の魅力をじっくりと味わうためにもぜひ一人で行ってみて欲しいなぁなどと思ったりなんだりラジバンダリしています。ハチャメチャに楽しいデスヨ。
一人旅のすゝめ②旅行を五感で楽しめる
私が思う一人旅の魅力その2、それは五感で旅行を楽しめることです。
誰かと旅行に行くと行く先々にある観光地や食事、景色などさまざまなことについて話し、写真を撮り、たくさんの思い出を作ることができます。これも旅の楽しみ方であり、後々になっても一緒に旅行に行った人と思い出話に花を咲かせることができますよね。
ただ話に夢中になりすぎて、意外と観光地のことを覚えていない…という経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
それに対し、一人旅の場合は当然ながら話をしたり、思い出を共有したりできる人はいません。代わりに視覚、聴覚、嗅覚をフル活用し、ただひたすらに黙ってその場所の景色や音、匂いに向き合い、味わう…という旅の楽しみ方ができるのです。
もしかしたらそんなの何が楽しいんだ…?と思う方もいらっしゃるかもしれません。ですが面白いもので視覚はもちろん、視覚以外の感覚も記憶や思い出と連動するものです。なのでふとした拍子に聞いた音や嗅いだ匂いを思い出して、旅先で見た光景に浸る…というなんとも素敵な自分だけの思い出、記憶を作ることができるのです。
友人知人家族との思い出を作る誰かと行く旅も、自分だけと向き合う一人旅も、どちらも楽しく、どちらも良いものです。ただ一人旅はいいぞ…派の私からすると、一人旅未経験の方にも「一人で旅に出て、五感をフル活用してじっくりとその場所に向き合う」という楽しみ方を1度味わってみて欲しいなぁなんて思うのです。意外とハマるかもしれませんよ。
一人旅のすゝめ③生き抜く力が強くなる
最後は…一人旅に行くと生存力が上がります。多分。
一人旅では計画から各種予約から何から、全ての工程を自力でこなさなければなりません。慣れない土地かつ慣れない場所に行くとなれば、普段地元で行動する時よりも大変なことが多いのは火を見るよりも明らかです。
行き先を決めた後も新幹線や飛行機の予約、ホテルの予約、アクティビティの予約に抜けはないか、旅行先で注意すべきことや場所はあるかなど、確認すべきことが割とたくさんあります。
などと言いつつ…正直な話をすると、最低限のものとして旅行先までの移動手段と宿泊施設さえ確保しておけばどうとでもなります。仮に宿泊施設の予約が取れていなかったとしても、じゃらんやら楽天トラベルやらを使えばその場でどうにでも確保できます。宿泊施設が埋まっていたとしても、カラオケやらネットカフェがあれば一晩くらいは余裕で生き抜けます。
交通機関に関してわからないことがあれば、駅員さんや乗務員さんに聞けば教えてくれます。Googleマップを使えば大体は目的地にたどり着けますし、それでも迷ってどうしようもなければコンビニやスーパーなどの店員さんや観光施設の方、警察の方に聞けば大体は教えてくれます。まじでなんとかなる。
そして一人旅の回数を重ねていくと、ちょっとしたトラブルはさくさくっと解決できるようになっていきます。むしろ思い通りにならなかったことも旅先のアクティビティみたいな感覚になって、それもいい思い出の一つになったりします。
そして何かの折に「ああ、この土地なら住めるなぁ」「ここはちょっと住みたくないなぁ」なんて感覚を覚えることもあるので、もし地元が壊滅するようなことがあった時に新たな住みかを見つける際の指標になる……ような気もしています。縁起でもない話といえばそうかもしれませんが。
ということで(主に精神的に)強くなりたい方には、一人旅という名の修行は大変オススメで御座います。楽しく強くなれちゃうZE!
一人旅のすゝめをまとめたやつ
ということで、一人旅大好きマンによる、一人旅はいいぞ…のすゝめでした。
- 時間を自由に使える
- 旅行を五感で楽しめる
- 生き抜く力が強くなる
というメリット(?)に魅力を感じる方は、ぜひぜひ一人旅チャレンジをしてみてください。乳酸菌よろしく日々の一人旅で生き抜く力をマシマシしている私は引き続き、47都道府県制覇に向けて計画を練っていこうと思います!