アラサー女、人生に迷うの巻
生きることは難しい
私には物心ついた時からの夢がありました。それは「動物園の飼育員」です。
そして今の職業も「動物園の飼育員」です。
そう、私は夢を叶えた側の人間です。夢を叶えられず諦める人間も多い中、私は期間限定ですが夢を叶えることが出来ました。
ずっとやりたかった仕事です、やっぱり動物たちと関わっている間は本当に楽しいです。純粋に仕事だけで見たら以前の仕事と比べてストレスの溜まり方は非常に緩やかであり、仕事のストレスを仕事で発散できるような仕事です。完全外仕事なので体力はきついですけど。
ただお給料が本当に安い、そして最大でも5年までしかいられないという仕事の本質では無いところのストレスが尋常ではありません。
人生振り返れば後悔ばかり
叶うならばやはり正規職員で動物園の飼育員になりたいと思ったり、あるいはすっぱり諦めて一般職に戻りたいと思ったり、日によって自分の気持ちも心もブレまくり揺れまくりで自分がどちらの方面に行きたいのかが自分ですらはっきりわかりません。
自分ですら自分が良くわからず頭の中身すらふわふわしていますが、本当に動物園の飼育員になりたかったらもっと若いうちからお金も何もかもなりふり構わずこの業界に浸れば良かったなぁという後悔が毎日非常に大きく自分の中で渦巻いています。後悔しても仕方ないのですが考えずにはいられません。
今まで築き上げて来たキャリアが無駄だったとは思いませんがそれでも7年も同じ会社にいる必要はあったんだろうかとか、もっと仕事の役に立つ資格を取っておくべきではなかったんだろうかとか、後悔は次から次へと浮かんでは消えてまた浮かんで、緩く自分の首を絞めてきます。
転職活動をしていて私が履歴書に書ける資格といえば普通自動車免許と学芸員資格、そしてそろそろ取れるであろう認定心理士の資格程度であり数が少ない上実務にはほとんど役に立たないものばかりです。
これが薬剤師とか司法書士とか、そこまで行かなくても日商簿記とかITパスポートとかもっと実務的なものでも持っていればもうちょっと自信に繋がるのかもしれませんが、正直なんにもない自分にちょっとうんざりしてしまっています。
本来後悔なんてしている暇があったらガンガン前に進みたいタイプの性格ではあるのですが、現場の暑さやらなんやらで心身とも疲れてしまっているのかもしれません。
楽しく生きる方法を模索していきたい
20歳だったころの自分が見たら「おばはんじゃんw」と言ったであろう年齢に差し掛かって、それでもまだこんなに人生に悩んで迷って苦しんでいるだなんて思いもしませんでした。
なまじ夢なんてものを持っていなかったらこんなに苦しくなかったのかなぁ、とまで考えてしまいます。夢があるから頑張れるけど、夢があるから苦しい。今はどちらかといえば苦しい方が強くて、延々出口の無い迷路に迷い込んでいるような気持ちです。
大卒で25歳くらいで結婚して寿退社、子供を産んで専業主婦かパート勤めをしてマイホームを購入。家のローンを返しつつ子供2、3人と旦那さんとわいわい暮らして…みたいな日本の理想っぽい型にはまることを何の疑いも無く幸せだと思える人間だったら楽だったのでしょうか。
色々考えてしまって息苦しい、生き苦しい毎日です。しんどい。