動物好きWebライター、衝動を抑えきれず乗馬クラブでバイトを始めたの巻
みかづき(@trickwolves)です。
私は2018年11月にライターとして独立し、そこから8年の間、ほぼ専業のWebライターとして働きながら日々を暮らしてきました。
しかし農大出身で学生時代は豚を研究しながら飼育員を志し、養豚牧場で働き、一時はウサギと暮らしてきた身として日々、年々、とある衝動が抑えきれなくなってきておりました。
そう、その衝動とはずばり……馬と関わりたい、というものです。
これまで関わってきた動物たち
冒頭でも書きましたが、私は東京農大出身でその後養豚業に従事、短期間ですが飼育員となって自宅ではウサギや熱帯魚を飼育していました。そんな私がこれまで関わってきた動物といえば
学生~養豚牧場時代
- ブタ(ミニブタ、産業豚)
- ヤギ(シバヤギ)
- ウズラ
- ウシ ※大学の研修牧場にいた
飼育員時代
- ウマ(ミニチュアホース、ポニー、とある在来馬)
- アルパカ
- ブタ(ミニブタ)
- モルモット
- リスザル
- ニホンザル
- カピバラ
- レッサーパンダ
- マーラ
- キバタン など
個人的に飼育
- ウサギ(ネザーランドドワーフ)
- 熱帯魚(ベタ、コリドラス、アカヒレ)
- 昆虫(カブトムシ、クワガタ) など
在りし日の愛ウサギ「ちょこもち」大体こんな感じですが、家畜に限ると主にブタ、次にヤギ、ニワトリとウシ、ウマが同じくらいかな?くらいの順で関わってきました。
元々研究対象もブタで仕事もブタだったので、ブタに思い入れがあったのですが……仕事で馬に関する記事を書いたり、ウマ娘が流行り始めた時に少し乗っかってみたり、それに伴って競馬について調べてみたりした結果、ウマという生き物に日々惹かれるようになっていったのです。
摩訶不思議な生き物・ウマ
ウマはひづめの数が奇数(1個もしくは3個)の、「奇蹄目」に分類される大型の草食動物です。
奇蹄目の動物は一度食べたものを胃から口に戻して噛み、再び飲み込む「反すう」をするウシやヤギのような「偶蹄目(クジラ偶蹄目とも)」の動物とは異なり、食べたものをそのまま消化吸収するため、偶蹄目の動物よりエネルギーの吸収効率が劣ります。
そのため繁栄を極めている偶蹄目の動物と異なり、奇蹄目の動物はウマ、サイ、バクの仲間しか残っていない、と言われています。
……という小難しい話は置いておいて。ウマ、特に競馬で活躍している「サラブレッド」は体重が400~500キロほどになり、時速60~70キロで走ることができます。
またばんえい競馬で活躍している「ペルシュロン」や「ブルトン」などの重種と呼ばれる品種は体重が1トンを超えるだけでなく、1トンもの重量があるソリを曳くことができます。
しかしそれほどまでに体が大きくなり、筋骨隆々なはずのウマという生き物は、実は非常に繊細な一面を持ち合わせています。
一例としてひづめに自分の糞尿が詰まっているとやがて腐って「蹄叉腐爛(ていさふらん)」になったり、ひづめの内部に炎症が起きる「蹄葉炎(ていようえん)」を発症したり、内臓の大きさや嘔吐できない仕組みによって「疝痛(せんつう)」という腹痛を起こしやすかったり……。
走ることに特化してきたサラブレッドは特に繊細で、4本の脚のうち1本がダメになるとさまざまな疾患が連鎖してしまい、安楽死せざるを得なくなるというケースを多く目にします。
あんなに大きくてパワフル、ムキムキマッチョな生き物なのにひづめが1つダメになるだけで命を落とす。何かと腹痛を起こしやすく、それが原因となって命を落とす……。
そんな強いはずなのに弱い、パワフルなはずなのに儚いという、ウマならではの不思議な魅力やギャップに日に日に惹かれるようになり、気付けば「馬に関わりたい!」という気持ちが最高潮に高まっていました。
ウマと関わる方法を模索した結果
という流れの中でウマと関わりたいと思ったのですが、一番手っ取り早くウマと関わる方法として思いついたのが「乗馬クラブに行くこと」でした。
しかし乗馬に興味がないといえば嘘になるけれど、乗馬よりもウマそのものに興味があるため、他の方法がないものか……と考えて検索しまくっていたところ、比較的近所の乗馬クラブで厩舎清掃のアルバイトを募集していたのです。
しかもホームページには週1からOKという、本業がある私にとっては渡りに船どころの話ではない条件が書かれていました。
それを見た瞬間にいても立ってもいられなくなって、アクセス方法を調べて通えるのかどうかチェック、問題ないことが分かった地点で速攻電話。見学と軽い面接を経て、乗馬クラブで週1のアルバイトをする運びとなったのでした。
ウマについては飼育員時代に厩舎掃除とエサやり、引き馬や簡単なケア(ブラッシング、裏掘りというひづめのケア)くらいしかやったことがないのですが、乗馬クラブ代表の方によると経験者自体がそもそもかなり珍しいそうです。
ということでこれまでと同様にライター業を本業に据えつつ、週に1回乗馬クラブの人として働くことになりました。これまで2回働いて2回ともどえらい筋肉痛になっていますが、サラブレッドやポニーと同じ空間で過ごせる時間がとてつもなくハッピーです。
正直「お金をもらいながら合法的に馬をもふもふできるなんて最高すぎるけどいいんですか!???」という大変邪な気持ちで仕事をしていますが、現場でウマと関わりながらウマについて学び、その知識や経験をライター業にも活かしていけたらいいなと思っています。
乗馬クラブで働くことになった話(終)
ということで、乗馬クラブで働くことになったよという報告を兼ねた記事でした。
しかし学生時代はほぼウマとの接点がなかった自分がアラフォーになって馬に惹かれるとは、そしてその魅力に突き動かされることになるとは夢に思っていませんでした。
そして静岡から埼玉に引っ越して早々、自分の小さくて大きい夢を1つ叶えることができるとも、これまでの経験が重宝されるとも思ってもいませんでした。
どうやら諦めずに腐らずに前を向いて1歩ずつでも進んでいれば、さまざまな経験を積み重ねていけば、何歳になったって夢を叶えられる可能性があるようです。ありがたい限りですね。
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