47都道府県制覇しよう&全国各地の動物園水族館に行こう!計画中の元動物園飼育員、みかづき(@trickwolves)です。
先日ようやく憧れていた鴨川シーワールドに行くことができたので、感想やおすすめスポットなどをまとめておきます。
鴨川シーワールドへのアクセス
実を言うと、今回は千葉県在住の友人に車を出してもらいました。なのでアクセスに関する情報は公式ホームページと友人から聞いた話になってしまうのですが、東京駅や千葉駅から直通の高速バスが出ているほか、安房鴨川駅から無料の送迎バスも出ているそうです。
送迎バスはシャチが描かれていてとてもかわいかったので、シャチ好きさんやシャチのファンの方は送迎バスに乗るとテンションが上がりそうだな、と思いました。
それと入館料は通常大人3300円ですが、エポスカードをお持ちの方は優待があるので1割引きの3000円でチケットを購入できます。300円引きは大きいので、もしエポスカードユーザーさんであれば遠慮なく使っちゃいましょう。
鴨川シーワールドのおすすめスポット
鴨川シーワールドのいわゆる水族館っぽい部分と言いますか、魚類やクラゲなどを展示しているスペースはお世辞にも広いとは言えません。そのため正直な話をすると、魚好きさんにはちょっぴり物足りない部分があるかもしれません。
しかしそれをもっても余りある、鴨川シーワールド最大の魅力にして最高のスポット、それは……ずばり「オーシャンスタジアム」にて行われるシャチのショーです。
※訪問した2023年12月23日は「サーフスタジアム」がメンテナンス中で、「イルカパフォーマンス」が中止となっていました。リベンジしたい。
シャチのショー
イルカのショーは全国各地の水族館で行われていますが、シャチのショーを行っているのは鴨川シーワールドだけ。そんな日本で唯一のシャチのショーは迫力満点も満点、まさにド迫力。シャチはイルカの何倍も体が大きいため、ジャンプ1つとっても泳ぐだけでもスケールが桁違いすぎました…!!
ショーの前にスタッフさんから「ものすごく水がかかる」という注意を受けるのですが、スタッフさんの言うことは100億%本当です。まじです。ガチです。絶対に濡れたくないという方は一番上の立見席でショーを見るか、全身を覆うことができるカッパを持っていくことをおすすめします。
現地でポンチョを購入することもできるのですが、なぜか腕の部分がないノースリーブタイプなので絶対に濡れたくない!という人にはおすすめできません…なぜノースリーブなのか…。
それとスマホにしてもデジカメにしても、写真を撮りたい方は「シャチがジャンプした瞬間を撮ったら即座にスマホやカメラをビニール袋や布などで覆って守る」という動作をする必要があります。自分の身を守りつつスマホやカメラも守り、さらに写真を撮るのは相当に難易度が高かったです…もっといい写真が撮りたかった…(´・ω・`)
ベルーガパフォーマンス
シャチのショーが最高なのは間違いがないのですが、「マリンシアター」で行われているベルーガパフォーマンスもよかったです。
マリンシアターは映画館のような作りになっていて、映画館でいうスクリーンの部分にベルーガたちが登場します。スタッフさんによるベルーガの体の作りや生態についての説明に合わせてベルーガたちがパフォーマンスをしてくれるのですが、シャチやイルカのような豪快さはないもののなんとも愛らしく、いやされる内容になっています。
ちなみにベルーガのパフォーマンスは島根県立しまね海洋館でも行われているのですが、正直な話をするとパフォーマンスの流れや雰囲気自体(バンドウイルカやシャチのような激しいパフォーマンスではなく、全体的にゆったりしている)はどちらの水族館も比較的似ていると感じました。
両者の違いとしては…
島根県立しまね海洋館のベルーガのパフォーマンスは
- 独自のパフォーマンス、幸せのバブルリングやマジックリングが見られる
- よりパフォーマンス感、ショー感が強い
鴨川シーワールドのベルーガのパフォーマンスは
- 出演する頭数が多い
- 子ベルーガがいる(期間限定ですが)
という点が大きいかな?と思いました。
などと言いつつ、どちらのパフォーマンスも癒し系なのでベルーガ好きさんはぜひぜひ両方行ってみてください。
鴨川シーワールドの食べ物やお土産
鴨川シーワールドの敷地内には食事をしながらシャチの水槽が見られるレストラン「オーシャン」の他、海の家っぽいお店や軽食のお店もあるため、大人から子どもまで食べることには困らないと思います。
今回オーシャンで食事をしたのですが、ちょうど時間がシャチのショーとかぶっていたらしく、あまりシャチの姿を見ることはできませんでした。しかしシャチがジャンプした時の豪快な音を聞きながら食事できるという、なかなかできない体験ができました。
ちなみにお昼など混雑する時間帯にシャチの見える席に座りたい場合、順番待ちをしなければならないそう。私は11時頃に入店したのですが、一切待つことなくシャチの見える席に案内して頂くことができました。お昼前であればあまり待つこともなく、シャチの見える席が取れる可能性が高いようです。
また外では1回1000円で必ずシャチのぬいぐるみが当たるという、「シャチくじ」という名のぬいぐるみくじが実施されていました。そのぬいぐるみのかわいいことかわいいこと…私は日頃からあまり物を増やさないようにしているのですが、そのあまりのかわいさについついくじを引いてしまいました。
当たったのは一番下の賞である5等でしたが、あまりのかわいさに満足度は100%をこえて120%。かわいくてうれしくてたくさん写真を撮ってしまいました。笑
お土産を扱うショップは館内とメインゲート脇にあり、どちらも品数が非常に充実していました。ショップにはお菓子やぬいぐるみや日用品が所狭しと並んでいて、あまりにも品数が充実していたためどの商品をどれだけ買うべきか、正直ものすごく悩みました…!
鴨川シーワールドのまとめ
- シャチのショー目当てで年パスを買ってもいいと思えるくらいショーが楽しい
- ただしは一番上の席以外はほぼ何かしらが濡れる
- 全身ずぶ濡れになる覚悟で行ったら最高に楽しそう
- ベルーガショーはいやし系
- お土産の種類が多く、クオリティも高い
鴨川シーワールドは「シャチのショーだけで入館料分の元が取れる!」と言い切れるほど、シャチのショーが最高で最高な水族館でした。次回は夏に水着を装備し、全身びしょ濡れになる覚悟で挑みたいです!