こんばんは、元うつ病アラサー女三日月(@trickwolves)です。(自虐☆)
転職を繰り返すこと3回、養豚業→商社営業→動物園飼育員と違う業界を渡り歩いて気づいたことがあります。
それは自分が“週5日・1日8時間を拘束されながらお金を稼ぐという世間一般の当たり前”に向いていないということでした。
やりたくない仕事でうつ病になり、やりたい仕事に就いた
私は昨年仕事のストレスが原因でうつ病になりました。ストレスは8割方仕事自体と職場の人間関係によるものであったと思っています。
こちらがうつの真っ只中で書いた記事です、無気力感が伝わるでしょうか。
うつ病に関しては3ヶ月の療養と通院ののち医師から寛解のお墨付きを頂き、うっかり20年来の夢であった飼育員の仕事に就き社会復帰しました。
一度は諦めた夢を叶えることが出来ましたが、毎日が楽しくてハッピーだったかというとそんなことはありませんでした。転職して3ヶ月くらいまでは体力的にしんどいながらただひたすら楽しかったのですが、その後は現実とぶち当たり悩む日々でした。
この3ヶ月はいうなれば彼氏彼女と付き合いたての感じ、何があっても楽しいやっほーやっぴー☆みたいなアドレナリン出まくり状態だったのだと思います。
仕事の内容より環境にストレスを感じることに気づく
夢を叶えてやりたかった仕事をしていましたが、常に頭のどこかではどうしてこんなに働かなければならないんだろうという気持ちが渦巻いていました。
拘束時間は短めなものの賃金が非常に少ない上に昇給もない環境の中、なぜこんなに多くの仕事をしなければならないのかと常に思い悩んでいました。
どうしてやりたかったことを仕事にできたのにこんなにも悩むのか解らず、日々葛藤していました。
そんな生活の中ある日ふと、私は仕事の内容うんぬんもさることながら“人のもとで1日8時間労働すること”がどうにも苦手だということに気づいたのです。
仕事の内容も環境も合うかどうかは個人差がある
もちろん1日8時間労働×5日/週という生活が大丈夫でむしろ向いている人は世の中にたくさんいると思います。
安定していてある程度守られた環境の中で指示された仕事をこなしていく、こつこつ堅実に社会の中で過ごして行ける方はその生活を続けるべきです。
だけども、もしかして私のようにこういう生活が向いていない人もある程度いるのではないだろうか?と思います。
仕事の内容よりも日本の社会人に求められる像や求められる環境がどうしても合わず、けれどそれに合わせなければならないと思いこみ、苦しんでいる人もいるのではないでしょうか。
そして目に見えない膨大なストレスを抱えこみ、発散しても発散しきれないほどストレスを積み重ねてしまっている人もいるのではないでしょうか。
私は一般的な社会人生活には不適合な人間だった
前職では目に見えないストレスにプラス仕事や人間関係のえげつないストレスが重なり、うつ病になりました。
現職は人間関係と職場環境でストレスは溜まるものの動物のお陰でストレスが軽減され、ぎりぎりのところでうつ病を回避できていたようです。
それでも、大好きな動物達と毎日一緒にいられるのに人のもとで働くことが辛かった。1日8時間を拘束されるのもしんどくて、理不尽な雇用条件を強要されるのも我慢ならなかった。
好きなことを仕事にしても1日8時間を職場で過ごすだけ、ただそれだけで膨大なストレスを感じていたのです。好きでない仕事なら私にかかるストレス量はとんでもないものだったのでしょう。
転職を繰り返して、その度に引越しをして環境を変えていったことによって物事をいろんな角度から見ることが出来るようになりました。そして初めて自分自身の性質に気づくことが出来ました。
転職をはじめ環境を変えることは自分のためになる
環境を変えることはとても大切です。同じ環境にいると良くも悪くも慣れ過ぎてしまい、良いことにも悪いことにも(主に悪いこと)鈍感になってしまいます。
環境Aで当たり前のことは環境Bでは当たり前ではないかもしれません。
どうしても消せないけど正体がわからないストレスに苦しんでいる方、行き詰まってどうにもならないと思っている方、死ぬほど辛いかもしれませんが一歩前に進んで環境をガラッと変えてみませんか。
ストレスがたまりすぎる環境にいると頑張ってストレスを発散してもストレスがたまるスピード>>>発散するスピードになってしまい、結果的にストレスは消えずただ積み重なっていきます。あまりにも辛いけど何が辛いのかすらわからない人はまず環境を変えてみてはいかがでしょうか。
環境を変えることも心身ともにストレスにはなりますが、そのストレスを抜けた先は今まで見えていなかった新しい世界が見えてくるかもしれません。
環境を変えるために転職するのは有効な手段
環境を変えたい、自分を変えたいと思っている方は一度転職サイトに登録してどんな求人が出ているか見てみて下さい。求人を出している企業は星の数ほどあるという事実を知るだけで、世界は大きく変わるはずです。