道化鴉

日々生き方を模索しているアラサー♀のお仕事・心理学に関するブログです。(うつ病完治、ゆるゆると社会人に復帰しました。)

夢ってどこから湧いてくるんだろうね

恐らく多くの人は幼稚園や小学生の頃は将来の夢を持っていたんだろうと思う。

実現できるかどうかなんて考えもしない、本当にキラキラしたそれこそ「まさに夢である」という夢を抱いて、それを恥ずかしげもなく口にしたりあるいは文集に書いたりしたんだろうと思う。

今思い返せばお嫁さんになりたいと言っていた子がいて、お花屋さんやケーキ屋さんやアイドルになりたいという職業にあこがれを抱いている子がいて、ヒーローになりたいという子がいて、果ては世界征服をしたいと書いてる子もいたような気がする。

 

中学生になって少しずつ大人の階段を上ると夢を語る事がなんとなく少しずつ気恥ずかしくなったり、あるいは周りの人にばかにされたり現実を見ろと言われたりして、キラキラしていた夢が段々現実をまとって輝きを失っていって。

 

高校生になったら更に現実が現実味を帯びて迫ってきて、やれ受験勉強だやれ就活だのと世間の流れに流されてしまって、夢なんてものはないと言っている人も見かけるようになったような、きもする。

 

夢なんてない、仕事は生活の糧を得る為だけのものである、と言う人もいます。

それも一つの生き方であって、そうきちんと割り切れる強さが私にはすごく眩しい。

 

夢を追いかけすぎていつまでたっても諦められなかったけど結局叶わない人もいます。

それでもその人の人生だから、ぶれない強さを持てるのがうらやましい。

 

夢を追いかけているうちに他の夢を見つけて改めて追いかける人もいます。

この道で生きていくんだ!と思えるものに出会った人のことは心の底から羨ましい。

 

人生何があるか本当にわからないものだと強く強く思います。

 

そんなことを考えていたらふと思いました、夢というものは一体なんなんでしょう。何かのきっかけかあるいはいつの間にか頭の中に住み着いて離れない、ある時は楽しくてある時は辛い、こいつの正体は一体なんなんでしょう。

 

私は期間限定ですがうっかり夢を叶えることができました。

今年になってようやく、中学生くらいからずっと夢見ていた、動物園の飼育係になる事ができました。なぜこの職に就きたいと思ったのか、最初のきっかけは覚えていません。覚えていませんが気づけばこの夢はずっと私の心の奥底に住み着いていて、どんなに諦めようと思っても諦めさせてはくれませんでした。

 

大学を卒業してからずっとずっと、思い描いていた夢が叶えられずにいた間はあんまり人に言わなかったけれど本当に本当は相当息苦しかったです。大学まで行かせてもらって、倍率の高い研究室に抽選でなんとか入り込めて、研究室の教授の力添えで上野動物園に実習に行かせてもらって、実習先でもすごく良くしてもらって…たくさんの人の力を借りたのに応援して貰ったのにそれをかなえられなかった自分のふがいなさと力の無さがとても辛かった。

 

なんであんなに苦しかったのに諦められなかったんだろう。夢ってやつはなんでこうも苦しくても簡単に消えてくれないんでしょうね、姿も形も見えないくせにおかしなやつです。

 

このところ全く違う場面で友人何人かに「夢があるだけ羨ましいよ」と言われました。全く違うジャンルの友人、全く違うに日同じことを言われてびっくりして、それからその言葉がずっと頭に残っていました。

 

夢があるのは楽しいです、でもその分辛いこともあります。

私も期間限定のこの夢が終わってしまったら、次につながらなかったらきっとまたしばらく苦しむでしょう。それでも1度だけでもやりたいことをやれただけその苦しみも和らぐとは思いますが。今は本当に文字通り日々の生活が夢見心地です。

 

夢を叶えたがゆえにこんなはずじゃなかったと苦しむ人もいるでしょう。

人を振り回すこの夢という謎の存在、一体全体どこから湧いて出てくるんでしょうね。そしてなんでこんなに強いのか。どうして簡単に消えてくれないのか。答えがあるのならば私は切に知りたいです。